第13回ソーシャルコンピューティングシンポジウム
The 13th Social Computing Symposium (SoC 2022)
イベント詳細
日時
- 2022年6月24日(金)- 6月25日(土)
場所
- 武蔵野大学有明キャンパス (ハイブリッド開催)
- 東京都江東区有明3-3-3
https://www.musashino-u.ac.jp/ariake/ - 6/24(金):1号館5階 1-509
- 6/25(土):5号館1階 学生ホール
- ※新型コロナウィルスの感染拡大状況により,オンライン開催となる可能性があります
主催
- 日本データベース学会(DBSJ)
- 電子情報通信学会 データ工学研究専門委員会
- SIGMOD-J
共催(招待講演)
- 電子情報通信学会 データ工学研究専門委員会
- SIGMOD-J
協賛
- 情報処理学会 データベースシステム研究会
- ARG Webインテリジェンスとインタラクション研究会(予定)
開催概要
ウェブ社会が成長していくなか,人や社会とのかかわりを重視した新しいコンピューティングパラダイムが模索されています.それが「ソーシャルコンピューティング (Social Computing) 」です.ソーシャルネットワーキング,ソーシャルメディア,ソーシャルサーチ,集合知,コラボなど,ソーシャルを標榜する新しいコンピューティングパラダイムは学界のみならず産業界からも熱い視線が注がれています.2010年6月に第1回ソーシャルコンピューティングシンポジウム (SoC2010) を開催して以来,毎年多くの方にご参加頂いております.例年,電子情報通信学会データ工学研究専門委員会やACM SIGMOD日本支部の支部大会とも共催を行っております.
SoC2022 では魅力的な招待講演セッションやSIGMOD-J の講演会とともに,皆様から広く発表を募り,最新の研究・開発の動向をシェアして有意義な会にしたいと考えます.ロング発表に加えショート発表も予定しておりますので,萌芽的研究も是非ご発表下さい.
招待講演 データ工学研究会とSIGMOD-Jによる共催
【6/24(金)14:35 - 15:20】(1号館5階 1-509)
益村 泉月珠 氏(Masumura Izumi)
(広島テレビ放送株式会社編成局コンテンツマルチユース推進部長)
「ローカル局のインターネット時代の新しいユーザーとの接点を作る取り組み
~ 子育て支援・感染症予防・メディア広告・展覧会支援を通じて ~」
2020年春に広島テレビのアプリをスタートしました。「見る」から「参加する」へ!をキャッチコピーとして、アプリで参加する番組が増えています。広島テレビの夕方情報ワイド番組「テレビ派」では、一般視聴者が出演する名物コーナー「街かど脳トレ」があります。新型コロナウイルスの感染拡大があり、一般の方が出演できなくなった時の番組コンセプトは、"もっと寄り添う”でした。番組プロデューサーから視聴者がアプリからクイズに参加してもらえないかと要望があり"アプリでもっと寄り添う"を実現。テレビの前でアプリを開いて待つ視聴スタイルを作り出しました。2022年3月には、熱狂的なカープファンが多い広島のローカル局だからこそできるインタラクティブなライブ配信をアプリで実施しました。今回は、ローカル局のインターネット時代の新しいユーザーとの接点を作る取り組みの事例や、複数社に採用いただいている同アプリの狙い、今後の可能性についてお話させていただきます。
【6/24(金)15:20 - 16:05】(1号館5階 1-509)
島田 敬士 氏(Atsushi Shimada)
(九州大学 大学院システム情報科学研究院 教授)
「ラーニングアナリティクスによる教育学習支援 ~ オンライン教育における活用事例 ~」
コロナ禍が契機となり教育現場へのICT環境の整備が進み,オンライン教育が広く浸透してきました.オンライン教育の利点は,遠隔で授業に参加できるだけでなく,ICT環境やWebシステム等を活用した新しい教育の実践や,それらの環境に蓄積される教育データの分析を通した教育学習の改善を行える点にあります.本発表では,教育データの分析,フィードバックを通して教師や学習者の活動や,教育学習環境を改善するためのラーニングアナリティクスの事例を紹介させていただきます.
DBSJ総会
【6/24(金)16:30 - 18:30】1号館5階 1-509
パネルディスカッション
【6/25(土)13:00 - 14:30】5号館1階 学生ホール
生存情報学とダイバーシティ
登壇者:灘本明代(甲南大学)、佐々木史織(武蔵野大学)、清田 陽司(LIFULL)、森田香菜子(国立森林総合研究所)
司会;橋本隆子(千葉商科大学)
内容:AIやロボット、サイバネティックアバターなどによって多様化し複雑化するサイバー・フィジカル社会において、自然環境(Environment)、社会のしくみ(Social)、企業・自治体の統治(Governance)を俯瞰し、個人(Individual)のWell-beingも考慮しつつバランスの良い持続可能な生存を確保する新しい情報学(生存情報学)を考える
SIGMOD-J