プログラム

2024年6月22日(土)の1日開催になりました。


10:30-10:35 SoC2024 オープニング

10:35-11:35 SoC一般セッション(DE研)信学会研究会システム

  • 10:35-10:55 商品レビューデータに対するNMFによる商品ジャンルごとのニーズの発見(○宮本優希・湯本高行 (兵庫県立大))
  • 10:55-11:15 Sentence-BERTによる小説の文章表現のベクトル化(○澤田幸乃・湯本高行 (兵庫県立大))
  • 11:15-11:35 個人の健康状態への行動変容を促すための大規模言語モデルとライフログを使用した「自動日記生成システム」の検討(○川内六三四・牛尼剛聡 (九大))

11:35-13:00 休憩(85分)

13:00-13:50 DBSJ Presents 「産学連携トークセッション 〜 “産”のホンネ × “学”のホンネ」
      

  • 登壇者(順不同/敬称略):灘本明代 (甲南大)・金政泰彦 (富士通株式会社)・塩川浩昭 (筑波大)
  • モデレータ:櫻井一貴 (リクルート)
  • インダストリアルとアカデミア.学会は”産”と”学”が対話・交流する場としても有効な場であるべきです.お互いが相手にどんなことを求めているのか?今回は「就活」をテーマに、本音で語り合うセッションを設けます.参加者の皆さまからのご質問も可能な限りお受けしたいと思います.

13:50-14:00 休憩(10分)

14:00-14:50 DBSJ招待講演 「共生社会」を推進する「誰でも参加」の学会をつくろう!
       — 障害・ICF・合理的配慮・研究におけるアクセシビリティガイドライン —

  • 講演者:布川清彦教授(東京国際大学)
  • 司会:渡辺知恵美 (筑波技術大学)
  • 本講演では,WHOの国際生活機能分類(以後,ICFとよぶ. ICFはInternational Classification of Functioning, Disability and Healthの略)について概説し,世界標準の障害観を紹介する.その上で,障害の有無,性別,年齢などに関係無く,全ての人がお互いの人権や尊厳を大切にし,支え合い,誰もが生き生きとした人生を送ることができる社会である共生社会の基盤となる「障害者差別解消法」と「合理的配慮」,そして障害の有無に関係無く研究に関心のある全ての人が研究活動に参加できることを目指した「論文作成・発表アクセシビリティガイドライン」を紹介し,ICFとそれぞれの関係について述べる.ICFでは,障害を生活機能のマイナス面としてとらえている.そのためICFの障害の定義は,見えない・聞こえないといった身体や精神の特性だけではなく,生活者の特性と環境とのミスマッチによって生活上の困難が生じている状況も含んでいる.そこから考えてみると,生活者の特性に合わせた環境を作ることによって,その困難を解決して生活機能を高めること,つまり障害を減らして「できること」を増やせる可能性がある.障害者差別解消法は,合理的配慮を提供することで環境を整えることを促す.そして,ガイドラインは,障害のある研究者が他者と協働して研究を進めて行くときに有効な,研究者の特性に合わせた環境調整の具体例を示している.合理的配慮に基づきガイドラインを利用する事により,障害のある研究者の生活機能を高め,研究活動時の障害を減らすことが期待できる.

14:50-15:00 休憩(10分)

15:00-17:15 DBSJ総会