偽情報対策技術

『WebDB夏のワークショップ2024』において、オーガナイズドセッション「偽情報対策技術」を併催いたします.

近年、SNSやウェブ上でのフェイクニュースを含む偽情報の拡散が社会問題となっており、対策の必要性が増しています。本セッションでは、偽情報対策に関する幅広いテーマについての研究論文を広く募集し、参加者同士で議論を深めることを目指します。具体的には、偽情報の検出、情報の信憑性判定、ディープフェイクの検出、偽情報拡散の分析手法、画像・映像やテキストなどを含むマルチモーダルな意味解析などを想定しておりますが、これらに限らず幅広いテーマについての研究論文を広く募集いたします。皆様の積極的なご発表・ご参加をお待ちしております.

キーワード:偽情報、フェイクニュース、ディープフェイク、ソーシャルメディア分析、マルチメディア認識、意味解析

プログラム

OS1-1「偽情報対策技術」

日時:9月11日(水) 14:30 - 15:45

会場:会場B(3F 会議室311B)

座長:山本 祐輔(名古屋市立大学),コメンテータ:山岸 順一(国立情報学研究所)

発表タイトル
14:30-14:55 言説に対する真偽判定のための信頼リスト生成手法 ◎佐久間 義友,佐々木 佑樹,大木 憲二,北島 信哉(富士通株式会社)
14:55-15:20 自動ファクトチェックのためのLLM を用いた検証可能クレーム判定手法 ◎奥村 泰久,大木 憲二,佐々木 佑樹,北島 信哉(富士通株式会社)
15:20-15:45 大規模言語モデルを用いた文書補強とリランキングによる統計データ検索 ○黒川 博生,宮森 恒(京都産業大学)

発表者の前の○印は学生発表,◎印は一般発表を示します.

OS1-2「偽情報対策技術」招待講演

日時:9月11日(水) 16:00 - 17:15

会場:会場B(3F 会議室311B)

講師:山岸 順一(国立情報学研究所)

講演タイトル:シンセティックメディア検出と自動ファクトチェック

概要:機械学習を利用し、著名人の姿と声を模した偽映像に自動生成した記事を添えたフィクニュースが大量に出回ると予想されている。本講演では、人間由来の情報を用いたフェイクメディアに対して信頼性を確保する技術「SYNTHETIQ VISION」のほか、音声の生体検出技術、プライバシー保護技術、そして、文章の内容の自動ファクトチェック技術について、最新の研究状況を紹介する。

スケジュール

申込締切
2024年7月15日(月)
※発表申込み数が予定件数を上回る場合は先着順となります.
原稿締切
2024年8月7日(水)
※締切を過ぎるとシステムに投稿できなくなります.その場合原稿未着として発表キャンセルとなりますのでご注意ください.
研究会開催
2024年9月11日(水)~12日(木)

論文誌への推薦

オーガナイズドセッションで発表された論文に関しても論文誌への推薦対象となります.発表された論文のうち優秀なものを,以下の論文誌に研究会推薦論文として推薦いたします(※1).

※1 推薦された論文は論文誌への投稿後,それぞれの編集委員会による査読の審査があります.推薦論文は,論文誌への採択を約束するものではありませんのでご注意ください.

発表申込方法

発表申込み,原稿の提出は以下のDBS研究会の投稿システムで行っていただきます.

ご登録の際には「研究会への連絡事項」欄に以下3点の内容を必ずご記入ください.

  • 「オーガナイズドセッション「偽情報対策技術」への発表申込み」とご記入ください.
  • 発表者が「学生(社会人学生を除く)」か「一般」かをご記入ください.
  • 「予定申込み件数を超える場合に合同研究発表会側の一般発表での発表を希望する or 希望しない」をご記入ください.

発表申込について

  • 受付は先着順で行い,発表申込数が予定件数を上回った場合,希望された方は合同研究発表会側の一般発表にまわっていただくようお願いする場合がございます.ただし,合同研究発表会側の発表件数に空きがある場合に限ります.
  • 発表申込みの受理ないし合同研究発表会側の一般発表への移動の依頼は発表申込みの締切後に行います.申込み時点では発表が確約されませんのでご注意ください.
  • 発表申込後,原稿提出締切までに原稿が到着しない場合には発表を取り消させていただくことになりますのでご注意ください.
  • 原稿提出締切後の原稿差替えはできません.提出されたPDFファイルが破損しているなど,原稿が確認できない場合は原稿未着扱いとなりますのでご注意ください.

研究報告について

研究報告は研究会開催初日一週間前に公開されます.特許出願等の際はご留意ください.

原稿作成方法

原稿は6ページ以下で作成してください.

参加費

DBS/IFAT研究会に準拠いたします.

  • DBS/IFAT:参加者種別や発表件数によって参加費の額が変わります.また,DBSあるいはIFAT研究会に参加の方については,合同研究会参加費はIFAT研究会に準拠いたします.

  • http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sanka.html

お問合せ先

お問合せは sasaki.yuki-01<AT>fujitsu.comsu.comkitajima.shinya<AT>fujitsu.com へお願いいたします(<AT> を @ に置き換えてください).

  • 佐々木佑樹,北島信哉(富士通)