WebDB Forum 2018

プログラム

概要

サイバー空間の利用拡大に伴い、様々な情報機器や通信技術が登場し、 その利用法も様々に進化している。その一方で、サイバー攻撃の手法も 多様化し、従来の対策手法では攻撃を防ぐことは難しくなった。特に、 通信の大容量化と暗号化に対し、新たな通信データ分析手法が求められ ている。本講演では、そのような状況を解説し、どのようなデータ分析 手法が求められているか、その際に何が課題となるのかについて述べる。

講演者

高倉弘喜教授

高倉 弘喜(国立情報学研究所 教授)

1990年九州大学卒、1992年九州大学大学院修士課程修了、1995年京都大 学大学院博士後期課程修了。京都大学研究員、米国イリノイ大学訪問研 究員、奈良先端科学技術大学院大学助手、京都大学助教授、名古屋大学 教授を経て、2016より現職。2017年より同研究所サイバーセキュリティ 研究開発センター長。情報処理学会、電子情報通信学会、システム制御 情報学会、地理情報システム学会、ACM各会員。文科省、総務省、経産省、 厚生労働省、内閣官房、IPA、京都府警、愛知県警などでサイバーセキュ リティに関する委員を歴任。

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講演①:コヒーレントイジングマシン(LASOLV)

概要

近年、非ノイマン型コンピュータへの期待が高まっています。光パラメ トリック発振器を用いたコヒーレントイジングマシンにおいて、NTTの量 子工学技術と光デバイス技術を用いて、大規模人工スピン群を実現しま した。本講演では、コヒーレントイジングマシンの動作原理や、ソフト ウェア・サービスの観点で具体的に何ができるのかについてご紹介します。

講演者

内山寛之

内山 寛之(日本電信電話株式会社, NTTソフトウェアイノベーションセンタ/NTT物性科学基礎研究所 主任研究員)

2002年 大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了。同年、日本電信電 話株式会社入社。サイバースペース研究所にて、分散ストリーム処理、 分散キーバリューストアの研究開発を担当。2016年より、ソフトウェア イノベーションセンタにて、QNNCloudサービスの開発やメニーコア向け トランザクション処理技術の研究開発に従事。

講演②:イジングマシンを利用するためのミドルウェアとその活用

概要

イジングマシンは物理学のルールにのっとった形でマシンやアルゴリズ ムの設計がされており、パラメータ設定やアプリケーションの実装など クラウドサービスへの統合は数式の分解や統合が必要になることもある。 そのような新しい方式のマシンに関して実装の手順や展望、そしてアプ リケーション開発を行う方法など全体概要と実践的な内容の両方をカバー したい。

講演者

湊雄一郎

湊 雄一郎(MDR株式会社 代表取締役)

MDR株式会社CEO。東京大学工学部卒業後、隈研吾建築都市設計事務 所勤務。2008年MDR株式会社設立。2015年総務省異能vation最終採択「量 子コンピュータと人工知能」。内閣府ImPACTプロジェクトでは主にイジ ングマシンのクラウド設計と実装を担当。